画像の種類

• トゥルーカラー（RGB）－このスキャンモードでは、取り込んだ画像のドット（ピクセル）ごとに、24ビット（R、G、B、各チャンネルに8ビットずつ）のカラー画像情報を記録します。 RGBはR（赤）－Green（緑）－Blue（青）の省略ですが、すべての色はこのカラーモデル、赤、緑、青の組合せによって構成されています。 従って、このモードでは1600万色を作ることができます。
  トゥルーカラー（RGB）モードを選択すると、 取り込む画像の詳細な色をスキャナでキャプチャすることができますが、 取り込んだファイルを保存するのに相当のディスク容量を必要とします。
• 256色－このスキャンモードでは、スキャナは画像を256色だけを使用して作成します。 取り込む画像の色がこの中にない場合は、プログラムは最も近い色を選択する、または利用可能な色を使用して色の近似を行います。 256色モードでは、取り込んだ画像の各ドット（ピクセル）に8ビットを必要とします。
  256色モードを使用して取り込んだ画像の保存には、 24ビットのトゥルーカラー画像を保存する場合の1/3のディスク容量が必要です。
• 256階調グレースケール－このスキャンモードでは、スキャナは白と黒だけではなく、実際の階調をグレーで表した色を含む画像を作成します。 グレースケール画像では、各ピクセルにより多くの情報がエンコードされていれば、より多くのシェードが記録され、表示されます。 写真に近い256階調を再現するには、取り込んだ画像の各ドット（ピクセル）に8ビットを必要とします。
  256階調グレースケールモードを使用して取り込んだ画像の保存には、 24ビットのトゥルーカラー画像を保存する場合の約1/3のディスク容量が必要です。
• 白黒ハーフトーン－このスキャンモードでは、スキャナが取り込む画像は黒のドットパターンで構成され、グレーの陰影のように見えます。 ハーフトーン画像には、新聞上の写真などがあります。 これらの画像は通常非常に粗く見えます。 この画像の種類は各ドット（ピクセル）に1ビットのみを使用するため（白黒文書、線画と同様）、取り込んだファイルのサイズはグレースケールやカラーよりも小さくなります。
• 白黒線画－このスキャンモードでは、スキャナは1ビットの線画で画像を作り、画像の詳細を白と黒だけで表示します。 線画は印刷テキストやペンとインクの描画に適しています。 白黒線画モードで取り込んだ画像の再生には、各ピクセルに1ビットのみの色情報を必要とします。 この画像を保存するのに必要な容量は、8ビットのグレースケール画像を保存する場合のわずか1/8です。